WEBマーケティングでよく見る指標

2022 1/03
WEBマーケティングでよく見る指標

【目次】

・PV(ページビュー)
・セッション数
・インプレッション(imp) 
・CTR(クリック率)
・CPC(クリック単価)
・CV(コンバージョン)
・CVR(コンバージョン率)
・CPA(コンバージョン単価)

PV(ページビュー)

PV(ページビュー)は、Webページが読み込まれた数です。
ただ分かりづらいので、「Webサイト内で読まれたWebページ数」と考えていいでしょう。
もしあなたが、欲しかった靴をオンラインショップで買うとします。
最初にショップページにたどり着き、靴の一覧ページ、欲しい靴の詳細ページを見た時、PVは3となります。

PVはあくまでWebページが読み込まれた回数なので、同じページを2回見たら2PVになります。

セッション数

このセッション数という概念は、独特の概念があり、厳密に言うとかなり複雑になってしまいます。
とりあえずは、「ユーザーがサイトに訪問し滞在した数」と思ってもらえれば良いでしょう。
先ほどのオンラインショップの例で考えてみましょう。

あなたは6月1日にオンラインショップを見に行きましたが、商品は買いに行きませんでした。
しかし、その3日後に「やっぱり欲しい」と思って、再びサイトを訪れたとします。
この場合、2回サイトに滞在しているので、2セッションとなります。

インプレッション(imp)

インプレッション(impression)は、広告などが表示された回数のことです。
広告が1回表示される度に、1インプレッションとなります。

インプレッションがなくては、そもそもクリックもされません。
インプレッションが少ない場合には、広告の出し方を変えてみるのも1つの手です。

CTR(クリック率)

CTRとは、広告やWebページなどのクリック率のことです。
クリック率は、クリック率 ÷ 表示された回数(インプレッション)で計算されます。
例えば、100回広告が表示され、うち10回クリックされた場合。

10(クリック)÷ 100(インプレッション)=10%(CTR)となります。

一般的にクリック率は高いほどがよいとされています。
クリック率が低い時は、何らかの対策をしたほうがよいです。

CPC(クリック単価)

CPCとは、1クリックあたりにかかった広告費用を指します。
特にリスティング広告は、クリックされるたびに広告費用が発生します。
その費用をCPC(クリック単価)と呼んでいます。

例えば、10クリック獲得するのに、広告費が1,000円かかった場合。

1,000(円)÷ 10(クリック)= 100円(CPC)となります。

CPCは、媒体や広告の質、運用スキルなどで大きく変わってきます。
あまりにCPCが高いと、広告予算を早く使ってしまいます。
CPCを下げつつ、結果を増やすのが腕の見せどころとも言えます。

CV(コンバージョン)

CV(コンバージョン)とは、ユーザーが目的の行動を取ったことを指します。
Webでは、以下の目標を指す事が多いです。
・商品サービスの販売
・資料請求
・申込み
をCVとすることが多いです。

このCVを達成した数をCV数(シーブイスウ)と呼んでいます。
Webでは、CVは非常によく出てくるので覚えておいてください。

CVR(コンバージョン率)

CVR(コンバージョン率)とは、サイトの訪問者数のうちコンバージョン(CV)をした割合のことです。

 コンバージョン(CV)数 ÷ サイトの訪問者数 で求めることができます。

例えば、100PVのページで、2件コンバージョンが発生した場合。

2(CV)÷ 100(PV)= 2%(CVR)となります。

CVRは、成果が出ているかを確かめる重要な指標です。
CVRを倍にすると、結果も倍になります。

その意味で、CVRを改善することはよい施策になることが多いです。

CPA(コンバージョン単価)

CPAは、1コンバージョンあたりにいくら広告費用がかかったかを表す指標です。
 かかった広告費用 ÷ コンバージョン(CV)数で求められます。

例えば、2件コンバージョンを取るために、広告費用を1万円使った場合。

10,000(円)÷ 2(CV)= 5,000円(CPA)となります。

CPAは、CVRとともに重要な指標です。
どの集客方法を伸ばし、また改善してくかの手がかりとなります。

今後Web集客を進めていく上では、ぜひ気にするようにしてみてください。

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